ここは、天然記念物のルリカケスがやってくる会社です!

こんにちは。
毎日、寒いですね。奄美も冬です。
空気が澄んでくると、ひときわ「ルリカケス」の声がにぎやかになります。

ルリカケスとは、濃い青色(瑠璃色)、茶色、瑠璃色の3層になっている色が特徴で、
カラスより一回り小さいくらいです。
美しい色にもかかわらず、敵を威嚇するときの鳴き声はちょっと残念で、
だみ声で「ギャー!ギャー!」と集団で鳴かれると結構うるさいです(笑)

ルリカケスは、カラス科の鳥で、1921年国指定の天然記念物と指定されていて、
世界で奄美大島と周辺の島にしかいない鳥で、鹿児島県の鳥にもなっているんですよ。
それまでの乱獲などで、絶滅の危機にあり環境省のレッドリストや希少野生動植物種にも指定されていたのですが、
6年前の2008年、環境の整備など、関係者のみなさんの努力の甲斐もあって
希少野生動植物種からは除外されました!
それでも、生息数は1000羽くらいだといわれているそうです。

そんな世界に1000羽のルリカケスのうちの何羽かが、私たちの職場である
アマミファッション研究所のすぐ裏あるこんもりした裏山を棲家にしています。
鳴き声は、季節をとわず、ほぼ毎日のように聞こえていて、月に数回は姿も見かけることができます。
裏山に見えるときは、木と木の間を飛んで渡る0.5秒くらいで、
とても写真に収めることはできないのですが。。。

ですが今日は、かなり近くから「ギャー!ギャー!」が聞こえるので、あたりをいてみると、
なんと数m先の会社の敷地内の木にとまっているのを発見しました!
たまたま、カメラを持っていたので、写真を撮ることができましたので、ご紹介したいと思います。
これが、ルリカケスです。あまりいい写真ではないのですが、頭と尾が青色で胴体が茶色なのが、
お分かりでしょうか?

 

数秒で裏山に帰っていきました。

 

ルリカケスは威嚇するときではなく、子どもを呼ぶときは、「クークー」と優しい声になるそうです。
1月~4月くらいがルリカケスは繁殖になりますので、早ければ年明けには雛が生まれるかもしれませんね。
裏山から「クークー」が、聞こえてくるのを楽しみにしてます。もうすぐですよ。
でも、雛が大きくなって、ルリカケスの数が増えてくると、また、「ギャー!ギャー!」と
うるさくなりそうですが(笑)

毎日ここにいると、ここ数年で確実にルリカケスの声は増えてきているのがわかります。
奄美の森が豊かになっていっている証拠ですね。
と、このように天然記念物がやってくるところで、私たちは毎日、仕事をしています。



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