こんにちは。
亜熱帯の島、奄美大島といえば青い海が真っ先に思い浮かべる方も多いと思いますが、実は島の陸地のほとんどは山なんです。
秋になって涼しくなってくると、海ではなく山に登って、移り行く短い秋を感じるのも島暮らしの楽しみのひとつなんです。
ということで、今日は山から見える奄美の絶景ポイントをご紹介します。
先日の連休で奄美市内からちょっと遠出をしてみて、島の南部の瀬戸内町にある高知山に行ってきました。高知県ではないけど「こうちやま」と読みます。標高は411mあります。
高知山に登るには、古仁屋の北側にある国道58号線の地蔵トンネル入り口付近から高知山へは登れます。(トンネルの北側、南側のどちらからの登れます)
国道から山道を登ること約30分。途中で分かれ道があり、右側へ進みます。
分かれ道から、すぐに開けたスペースがあり、トイレもあるキレイに整備された駐車場にたどり着きます。
この駐車場から、頂上付近の展望台までは、徒歩で2つのルートがありました。
一つ目は、こちら。展望所まで280mと距離が書いてあります。このルートは登ったり下ったりしながら
森林浴を楽しめる遊歩道的なルートです。
もうひとつが、ここ。展望所まで5分。時間で書いてあります、280mと比べてどちらが近いのか、
いまいち分かりにくいですが、こちらのルートは頂上まで一気に上る道です。
この日は、こちらから進んでみました。
5分間は、ずっとこんな急な階段。このルートは一気に上る近道で、もう一方の280mのルートは、
登ったり下ったりしながら森林浴を楽しめる遊歩道的なルートです。
途中でハートの形の葉っぱを発見。頂上までもうちょっとです。
登りはじめて、ちょうど5分、なにやら怪しい建造物が現れます。
近づいてみると、「高知山展望所」の文字が。
この階段から、上に登れそうです。
螺旋階段を登って3週で頂上に到着。瀬戸内町古仁屋の街と、大島海峡、カケロマ島が一望できます。
晴れた日は、カケロマ島のかなたに、徳之島も望めます。この日は、肉眼ではわずかに徳之島が見えました。
ここには双眼鏡もあります。なんと使用料は無料です。
ちょっと西に向きを変えれば、古仁屋のお隣の久根津集落が見えます。
ここのあたりは、一段と海が青く見えますね。
幹線道路から少し離れていますが、奄美に来られたら、ぜひこの絶景を見てみませんか?
高知山展望所の駐車場は地図では、このあたりです。奄美市内から車で1時間20分。
奄美空港からは2時間くらいのところです。